新しい革靴を履く時は
- 水分・油分を補給
大切な革靴を美しく保つには、日ごろのお手入れが必須。しかし、意外に見落としがちなのが、新しい靴を履く前のケアです。製造、配送、店頭陳列を経て、買ったばかりの靴の革は乾燥しているケースが多く、お手入れしないとシミなどが発生する原因になります。靴の種類に合ったクリームを塗って水分や油分を補いましょう。防水スプレーをかけておくと、雨や泥水によるシミがつきにくくなり、靴をキズから守る効果も期待できます。
- ソールを補強
つま先は特に傷みやすい部分なので、新品のうちに前底(ハーフソール)を補強しておくのも長持ちさせるためのコツです。滑り止め効果が高いラバータイプや、通気性に優れたレザータイプなどがあるので、修理店に相談しましょう。履く際は、ひもやファスナー、バックルを緩めて、必ず靴ベラを使用すること。脱ぐときもひもなどを緩めてから足を抜いてください。パンプスやスリッポンなどを脱ぐ際も、左右の靴をこすり合わせたりせずに、手で持って脱ぐようにしてください。