再確認!消火器の使い方
- まずは周囲に知らせる
寒くなると空気が乾燥して火事の発生が多くなります。いざという時に備えて、消火器の正しい使い方を身につけておきましょう。まずは消火器のチェックから。腐食、変形、きずのあるものや使用期限を過ぎたものは使用すると大変危険です。メーカー団体による回収などを利用してください。家事を発見したら、大きな声で知らせ、周囲の人と協力して119番通報、避難誘導、初期消火に当たりましょう。

- 避難経路を確保する
初期消火は必ず避難経路を確保してから行います。屋外の場合は屋上から、屋内では安全な出入り口を背にして消すとよいでしょう。燃えているものから3~5メートル程度の距離を取り、消火器の安全栓(安全ピン)を強く引き抜いたら、ホースの先端をしっかりと持ち火元に向けます。そのままレバーを強く握り、放射してください。火が消えたと思っても再び発火する可能性があるので、薬剤はすべて出し切ります。炎が天井付近に達したら、消火器での初期消火は不可能と判断して速やかに避難しましょう。