手紙を書こう!
- 好感度がアップ
先月、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、友人とやり取りする方法(複数回回答)を尋ねたところ、「携帯電話(スマートフォンを含む)での通話」が70.1%で最も多く、次いで「直接会って話す」が61.5%。「手紙・はがき」は8.6%という結果になりました。その一方で、手紙をもらうと相手への好感度が上がると答える人が7割に上るという別のアンケート結果もあり、好印象を与えるコミュニケーション手段と考えられているようです。

- 相手に合わせて
手紙は、時候の挨拶や相手の近況を尋ねる前文、用件を書く本文、相手の健康や幸せを祈る言葉を添える末文の3つの要素で構成するのが基本的な形式です。「拝啓・敬具」「前略・草々」といった頭語・結語は、プライベートな手紙の場合は省略したほうがよい場合もあります。誤字、脱字に注意して、難しい漢字もできるだけ省略せずに丁寧に書くこと。修正テープや修正液を使うのはマナー違反なので、使わないようにしてください。