淡色野菜に注目!
- 意外に栄養豊富
緑黄色野菜には強い抗酸化作用を持つカロテンが多く含まれ、ヘルシーな食材というイメージが定着しています。一方、栄養面ではあまり注目されていない淡色野菜にも、健康に役立つさまざまな成分が含まれていることをご存知ですか?例えば、キャベツなどアブラナ科の野菜に多いイソチオシアネートには、がん細胞を抑える作用があるといわれています。また、ニンニクやタマネギに含まれる硫化アリルは、巾液をサラサラにする効果が期待できます。量を食べられる野菜も多いので、食物繊維の哺給源としても優秀といえるでしょう。

- 免疫力の向上に有効
淡色野菜には白血球を増やす作用があり、免疫力の向上に役立つことが研究によって明らかにされています。さらに、レタスやハクサイに含まれる成分は、白血球が分泌する成分のひとつ、「TNF(腫瘍壊死因子)」の生成を促進。TNFにはがん細胞の増殖を抑え、破壊する働きが認められています。緑黄色野菜と淡色野菜をバランスよく摂るように心掛けて、野菜のパワーを健康づくりに役立てましょう。