暮らしにアロマセラピーを
- 植物のパワーを活用
「アロマセラピー」とは、植物から抽出した精油を健康増進に役立てようという自然療法のひとつです。精油の香り成分は古代エジプト文明の時代から用いられてきました。20世紀初頭にフランスの科学者がやけどを負い、ラベンダーの精油を用いてその効果を体験したことから精油を用いた療法をアロマセラピーと命名。現在では、香りをかぐことで気持ちがリラックスするなど、さまざまな効果が認められています。

- さまざまな方法で
ティッシュペーパーに精油を1~2滴垂らして部屋に置くだけでも効果が期待でき、デスクの周辺にはグレープフルーツ、オレンジ・スイートなどリフレッシュ効果が期待できる精油、寝室にはリラックス効果があるとされるラベンダーやカモミールなどを使い分けるとよいでしょう。長時間香りを漂わせたい場合は、精油のビンにつけて香りを拡散させるディフューザーと呼ばれる芳香器が便利。また、浴槽に精油を垂らして入浴したり、足湯を楽しんだりすることもできます。精油に対する反応には個人差があるので、購入の際は専門店で相談することをおすすめします。