虫よけ剤は塗った?
- 感染症の予防法は刺されないこと
蚊に悩まされる季節になりました。蚊に刺されるとかゆみなどの不快な症状が起こるだけでなく、感染症にかかるおそれもあります。蚊が媒介する主な感染症は、デング熱、ジカ熱、チクングニア熱、日本脳炎、ウエストナイル熱、マラリアなど。多くは熱帯や亜熱帯で流行している病気ですが、2014年の夏に国内流行が報告されたデング熱のように、感染が広がる危険性はゼロではありません。また、マラリア以外の上記感染症は対症療法が中心です。予防には、蚊に刺されないことが大切です。

- 日焼け止めの上に虫よけ
草むら、森林など蚊が多く発生する場所に出かける際は、肌の露出を控え、露出している部分には、虫よけ剤を塗ってください。首の側面、二の腕の外側、膝の裏、くるぶし周辺は、塗り忘れやすいので要注意。スプレータイプのものは、噴霧後に手で塗り広げると効果が高まります。また、日焼け止めと併用する場合は、虫よけ剤を後に塗ります。汗をかくと成分が流れ落ちるので、夏は2~3時間おきに塗り直しましょう。