マグロはお好き?

マグロはお好き?

 

  • 部位によって異なる栄養

 マグロは寿司ネタや刺身として人気が高く、世界の漁獲量のおよそ4分の1を日本で消費しています。赤身には良質のたんぱく質が含まれ、メチオニン、シスチンといったアミノ酸は、肝臓の働きをサポートするといわれています。一方、トロなど脂肪分が多い部位には、不飽和脂肪酸のDHA・EPAがたっぷり。DHAは脳の活性化や視力の改善に効果が期待できるとして注目を集める成分です。また、EPAには血液をサラサラにする作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つことが分かっています。

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  • とれたての鮮度を保持

 大型で本マグロとも呼ばれるクロマグロ、キハダマグロやメバチマグロなど、世界の海でさまざまな種類のマグロが漁獲されています。日本では生で食べることが多いため、漁獲されたマグロを新鮮なまま輸送するために冷凍技術が発達。瞬間凍結した後、超低温冷凍庫で保存することで、解凍したときに漁獲時の鮮度をほぼ保てるそうです。今年はクロマグロの漁獲量が多く、例年より手ごろな価格になっています。とれたてのおいしさをいかがですか?