リンゴを食べよう
- 多様な栄養素
リンゴが美味しい季節です。「1日に1個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉もあるように、さまざまな栄養素がバランス良く含まれた果物です。特に注目したいのは食物繊維のペクチンとセルロース。腸内環境を整え、腸の働きを活発にする働きがあるといわれています。また、優れた抗酸化作用があり生活習慣病の予防効果が期待できるリンゴポリフェノールや、体内の余分な塩分を排出するカリウムなども含有。クエン酸やリンゴ酸といった有機酸は疲労回復に役立ちます。

- ポリ袋に入れて
リンゴは、追熟を促すエチレンガスを排出し、他の食材を傷めてしまうことがあります。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べましょう。切った後に塩水に浸すか、レモン汁をつけると、茶色く変色するのを妨げます。また、皮やその近くの果肉には栄養が多く含まれ、甘みも強いので、できるだけ皮ごと食べるのがおすすめ。リンゴを加熱するとペクチンが活性化するといわれているので、焼きリンゴにして皮ごといただきましょう。