冬のバードウオッチング
- 観察に適したシーズン
冬はバードウオッチングのベストシーズンといわれています。樹木の葉が落ちて鳥の姿を見つけやすくなり、1年を通して見られる留鳥(りゅうちょう)に加えて、越冬のために北国からやってくる渡り鳥を観察できます。冬の渡り鳥の代表は、カモやハクチョウといった水鳥。他にも、フクロウの仲間のコミミズクが渡来するなど、意外に身近な場所で珍しい鳥の姿を見ることができます。

- まずは探鳥会に参加
最初は日本野鳥の会や環境保全・教育に取り組む「レンジャー」が常駐する公園などが開催する探鳥会に参加すると良いでしょう。各地でさまざまなイベントが開催されており、野鳥の見つけ方やバードウオッチング基本を楽しみながらマスターできます。寒い時季なので、防寒対策はしっかりと。野鳥に警戒されないように、自然の風景に溶け込むナチュラルな色彩の服で出かけましょう。なお、野鳥のふんが落ちているような場所には近づかないように注意し、観察後にはアルコールスプレーで靴底などの消毒を行うようにしてください。