受診の心得
- 事前にメモを書く
医師の診断を受ける際は、症状を要領よく的確に伝えることが大切です。受診の前に、体のどこに、いつから、どんな症状があるのかをメモにまとめておくと、医師が患者の状態を把握しやすくなります。いつから始まったかはっきりしないという場合は、「眠れない」「とにかくだるい」など、一番気になっていること、困っていることを伝えるとよいでしょう。別の医療機関にかかっている場合は、病院名と診断の内容を伝え、検査結果やお薬手帳を提示すると診断の役に立ちます。

- ネットの情報は参考程度に
最近はインターネットで病気のことを調べてから受診する人も多いようですが、ネットの情報は個人的な見解も多いので参考程度にとどめておきましょう。診断が出たら、症状がどう推移し、どのくらいの期間で改善すると考えられるのかを尋ね、再診が必要かどうか、どのような状態になったら再診が必要になるのかも確認。治療法が複数あって選べる場合は、それぞれのメリット、デメリットをしっかり確認して、診療を受けることをおすすめします。