春告魚メバルを味わう

春告魚メバルを味わう

 

  • 大きな目は視力も抜群

 メバルは春に旬を迎えることから「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれます。「目張る(めばる)」の名の通り大きな目が特徴で、視力がよく網や釣り糸を見分けることから捕獲が難しい魚といわれています。高たんぱく・低脂肪の白身魚なので、カロリーが気になる人にもおすすめ。細胞の酸化を防いで生活習慣病や老化を抑制するといわれるビタミンEや、カルシウムの吸収を促して骨の強化に役立つとされるビタミンDなども含まれています。

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  • 煮付けが定番メニュー

 メバルにはアカ、クロ、シロの3種類があり、最も広く市販されているのはアカメバル。体長18~20センチ前後の3~4年魚が最も昧がよいとされ、新鮮なものは体表がきれいな赤色で、黒目がくっきりとして眼球全体が盛り上かっています。刺身、塩焼き、から揚げなどいろいろなメニューが楽しめますが、淡泊で昧がよく、引き締まった白身は煮付けにぴったり。身離れがよく食べやすいので、魚料埋が苦手な子どもにも好まれます。加熱時間が長くなると身が硬くなってしまうので、手早く煮付けましょう。