秋サバがうまい!
- 脂が乗っています
家庭で食べられているサバにはマサバとゴマサバがあり、サバという場合は一般に前者を指します。マサバは背中に青緑色の模様があり、脂が乗っておいしくなる9~11月ごろに水揚げされたものは「秋サバ」と呼ばれます。不飽和脂肪酸のEPA、DHAが豊富に含まれ、血流を改善する作用やコレステロール、中性脂肪を抑える作用により、生活習慣病の予防に役立ちます。また、良質のたんぱく質やビタミンB2・B6、血合いの部分にはビタミンAや鉄分が多く含まれています。

- 水気を拭き取る
背中の模様が鮮やかで、おなかがきれいな銀白色をしているものがおすすめです。“サバの生き腐れ”といわれるように傷みやすい魚なので、早めに食べましょう。塩焼きにする場合は、高い位置から塩を両面にまんべんなくふり、15~30分置いたら、ペーパータオルで水気を拭き取ってから焼きましょう。青魚の臭みが取れて、うま味を堪能できます。片面焼きのグリルなら、強火で3分予熱して、皮目を上にして中火で7~8分、さらに上下を返して4~5分焼くのが目安です。