笑って元気!
- 脳の働きが活発に
「笑い」には私たちの心身を元気にする作用があるといわれています。笑いの影響を受けるとされているのがナチュラルキラー細胞。体内に侵入するウイルスやがん細胞などを攻撃し、抵抗力を高める役割を持ち、漫才や喜劇などを見て笑うことで活性化することがわかっています。また、笑うと脳の血流が良くなって働きが活発になるとともに、幸福感をもたらす脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌され、気持ちが落ち着く効果も期待できます。

- 作り笑いでも効果あり
笑いの作用を日常生活に取り入れるために、家族や友人と冗談を言い合ったり、漫才やコメディー映画を見たりして笑う機会を積極的に持つようにしましょう。また、作り笑いでも構わないので、意識的に笑顔を作ってみてください。口角を上げる筋肉や目の周りの筋肉が動くと、脳は「笑っている」と錯覚して、気持ちがほぐれるといわれています。大きく口を開いて「あ・い・う・え・お」と言うなどして顔の表情筋をほぐせば、笑顔を作りやすくなります。