菜の花で春モード
- つぼみの栄養がたっぷり
「菜の花」はダイコンやキャベツと同じアブラナ科の野菜で2~3月がシーズンです。花を咲かせるために養分を蓄えた時季に食べるので、ヘルシーな成分がたっぷり。特に風邪予防に有効なカロテンやビタミンC、ビタミンBI・B2、イライラの解消に役立つカルシウムなどが豊富に含まれています。また、カリウムや鉄も多く、高血圧や貧血が気になる人は積極的に摂りたい野菜です。独特の苦味には冬の間にため込んだ老廃物を体外に排出する効果があり、身体が春を迎える状態にするといわれています。

- いろいろな料理でどうぞ
主に花晋(からい)と呼ばれるつぼみを食べるタイプと、葉・茎を食べるタイプがあり、前者は花雷が小さくそろっているもの、後者は軟らかく、葉が鮮やかな緑色をしているものがおすすめです。保存するときは、乾燥に弱いのでビニール袋か新聞紙に包み、立てた状態で冷蔵庫の野菜室へ。水溶性のビタミンCが失われないように、調理の際は水にさらしすぎたり、苑ですぎたりしないように注意しましょう。和え物やおひたし、お吸い物のほか、天ぷらや炒め物にして油と一緒に摂ると、カロテンの吸収がよくなります。