速歩&スローランのすすめ
- 大股でリズミカルに
ウォーキングの効果を高めるためには、速いスピードで歩くことがポイントです。胸を張って、大股でかかとから着地しながらリズミカルに歩けば消費カロリーが増えて、肥満やメタボの予防に効果的。太ももやふくらはぎの筋肉に加えて、通常の歩行ではあまり使わない筋肉も鍛えられるので、加齢や運動不足による筋力低下を防ぐ効果も期待できます。また、血管の老化防止にも役立ち、脳卒中の予防につながることも分かっています。

- 時速4~5kmでもOK
一方、狭い歩幅でゆっくりと長い距離を走るスローランニングも注目されています。走る速度は、おしゃべりをしながら楽に走れる程度が目安。初心者や体力に自信のない人の場合は時速4~5km程度でも効果が期待でき、同じ速度で歩くよりも消費カロリーが多くなります。また、ゆっくり走れば疲労物質の乳酸はほとんど発生しないので、初心者でも長距離を走ることが可能。心肺機能や持久力、筋力の向上につながります。外で過ごすのが気持ちの良い季節。天気の良い日は速歩やスローランニングで汗を流しましょう。