きょうはふぐにしよう!
- うま味成分がたっぷり
ふぐがおいしい時季です。国内で22種類が食用として認められていますが、よく食べられるのは、とらふぐ、からすふぐ、さばふぐなど。中でもとらふぐは味がよく、高級魚として知られています。高たんぱく、低カロリーの白身魚で、イノシン酸やグルタミン酸といったアミノ酸が豊富に含まれ、独特のうま味を楽しめます。また、生活習慣病の予防に役立つタウリンも含有。皮には皮膚に潤いを与えるとされるコラーゲンが多く含まれています。

- とらふぐも身近に
高級魚とされるとらふぐも、近年は養殖技術が発達して手ごろな価格で食べられるようになってきました。また、有毒な部位を予め取除いた「身欠きふぐ」が普及して、ふぐ料理を提供する飲食店が増えています。てっさ(刺身)、てっちり(鍋)、から揚げなど、さまざまな料理法がありますが、うま味を堪能するならてっさがおすすめ。奥歯でゆっくりかみ、飲み込んだ後も余韻を楽しむようにするとうま味を存分に味わえます。