ホタルイカがおいしい!
- 春になると海岸に接近
ホタルイカの体表には多くの発光器があり、ホタルのように青白く発光することからこの名がつけられました。水深200~1000メートルの深海にすみ、3月下旬~4月になると産卵のために海岸近くに浮上。とりわけ、富山湾は大群が集まることで知られ、富山市から魚津市にかけての海域は「ホタルイカ群遊海面」として国の天然記念物に指定されています。ビタミンA、Eが豊富に含まれ、高たんぱく低力□リー。タウリンやEPA、DHAといった栄養素も摂ることができます。

- 生食する場合はわたを取る
生のものは胴も足も透明で、内臓のオレンジ色が透けて見えるものが新鮮。ボイルしたものは、胴が太くはちきれそうで、つやがあるものを選んでください。身はあっさりと淡泊な風味で、アミノ酸が多いわたはうま味たっぷり。ただし、寄生虫が付いていることもあるので、生食する場合はわたを取るようにしましょう。ボイルしたものを酢味噌や三杯酢で味わうほか、刺身、煮物、サラダやスパゲティの具など、お好みのメニューで春限定のおいしさを召し上がれ!