今夜は鍋にしよう!
- 下ごしらえがポイント
鍋は栄養バランスに優れた献立。野菜のビタミン、ミネラルや食物繊維、魚や肉、豆腐のたんぱく質、餅やうどんなどの炭水化物といった栄養素を一度に摂取できます。しかも、だし汁に溶け出した栄養素も無駄なく摂ることができます。よりおいしく食べるためには、丁寧な下ごしらえが肝心。白菜は軸を2~3分下ゆでしておくとだし汁が水分で薄くならず、味のしみ込みもよくなります。また、鶏肉はさっと湯通しするか熱湯をかけ、魚には酒を振っておくと、アクやニオイを取ることができます。

- 薬味でおいしさアップ
根菜や骨付き肉など煮えにくいもの、ダシとしてうま味が出るものから鍋に入れるのが基本。寄せ鍋の場合は、鶏肉、魚、キノコ、野菜の順で加えます。熱でビタミンCが損なわれやすい春菊などの葉ものは最後に。魚介類は煮すぎると身が硬くなるものもあります。さらに、薬味にもひと工夫しましょう。豆板醤や柚子胡椒は味のアクセントに最適。一味・七味、おろしショウガは身体を温める効果が期待でき、ネギは魚などのニオイ消しにも有効です。さて、今夜は何の鍋にしますか?