健康天気予報をチェック
- インターネットや携帯電話で
「健康天気予報」をご存知ですか?天気が体調や病気に与える影響を予測するもので、例えば、気温が低く湿度が高いと関節痛を訴える人が増え、気温・湿度が低く気圧が高いと血圧が上がって脳卒中や心筋梗塞が起きやすくなるといわれています。関節痛、血圧、乾燥肌、花粉などに関する情報を提供するサイトや、気象条件に合わせて病気への注意を促す個別メールが送られてくるサービスなどがあります。

- ドイツでは60年も前から
ドイツでは1952年に医学気象予報の提供が始まり、新聞の天気欄には頭痛などについての予報が掲載されています。オーストリアやアメリカでも健康天気予報が提供され、イギリス、カナダなどでは病院で利用する動きがあります。国内では医療機器大手が健康と気象に関する意識調査を行い、81%が「天気の変化と体調には関係がある」と回答。ぜんそく、皮膚アレルギー、頭痛、リウマチなどの患者の場合、90%以上が体調への影響を体験しています。天気による体調の変化を実感している人は、健康天気予報を参考にしてみるのもよいのでは。