吹き矢に挑戦
- 愛好者が拡大中
「スポーツ吹き矢」を楽しむ人が増えています。5~10m離れた直径24センチの的をめがけて吹き矢を放ち、得点を競うスポーツで、丸くなった矢の先端は的には刺さっても人間や動物には刺さらない構造になっています。平成10年に設立された振興団体は会員数が4万人を超え、海外にも支部が誕生。かつては高齢世代の愛好者が多かったものの、健康づくりに役立ち、年齢に関わらず楽しめることから、現在では子どもから学生、社会人まで競技者の幅が広がっています。

- いろいろな健康効果が
矢を放つ際は、ゆったりと大きく呼吸をした後で、腹から一気に息を吹きます。こうした一連の動作で腹式と胸式の両方の呼吸を行うため、体の隅々まで酸素が送り込まれ、血行や内臓の活性化などの効果が期待できます。また、的を正確に射抜くには集中力が必要。命中したときには爽快感を味わうことができ、ストレス解消にもおすすめです。国内にはいくつかの振興団体があるので、挑戦したいという人は問い合わせてみてください。