塗り絵が楽しい!
- 細密な作品づくり
大人向けの塗り絵がブームになっています。火付け役は全世界でベストセラーとなったイギリス発の塗り絵本。草花や森、小さな動物や昆虫などがモチーフで、非常に細やかな線で描いているのが特徴です。この本の人気を受け、草花や名画のほか、童話や映画のキャラクターなど、さまざまな題材の書籍が続々と登場。こうした細密な下絵が描かれた塗り絵は「コロリアージュ」とも呼ばれ、丁寧に着色することで誰でも本格的な作品に仕上げられるそうです。

- 各地で塗り絵教室も
着色に用いるのは、繊細でシャープな表現に適した色鉛筆や水を用いて水彩画のような表現ができる水彩色鉛筆、油絵のような重厚感が出るクレヨン、透明感のある仕上がりになる水彩絵の具など。画材ごとの塗り方を解説したDVD付きの塗り絵本が市販されているほか、各地の書店などで塗り絵教室も開催されています。また、SNSで完成した作品を発表するのも楽しみ方の一つです。この秋、アート感覚の塗り絵に挑戦してみませんか?