夜食のルール
- 夜食症候群って?
夜遅くまで起きていて、つい夜食を取り過ぎてしまうことはありませんか?1日の中でも、22時~翌2時ぐらいまでは、身体に脂肪が蓄積されやすい時間帯。夜遅い食事が習慣になると、食欲を抑えたり、エネルギー代謝を促進したりするレプチンという成分の作用が低下して、血糖値や中性脂肪値が上昇しやすくなることが研究によって解明されています。この現象は、「夜食症候群」と呼ばれ、メタボリックシンドロームや生活習慣病の要因になると考えられています。

- メニューを選んで
夜食や遅い夕食を取るときは、脂質や糖質はできるだけ控えめに。揚げ物、肉類、ラーメンなどの脂っこいメニューは、カロリーが高いだけでなく胃腸に負担がかかります。たんぱく質には、睡眠中に肌のコンディションを整えるなどの作用が期待できるので、豆腐などの大豆加工品、魚、練り物、鶏肉のささみなどで上手に摂取。主食は小麦粉が原料のパンや麺類より、血糖値の上昇がゆるやかな米や餅がおすすめです。麺の代わりに低カロリーの春雨などを使ってもよいでしょう。夜食向けのレシピ本なども活用して、ヘルシーなメニューを工夫してください。