手は洗った?

手は洗った?

 

  • 手を介して感染する

 手洗いはさまざまな感染症の有効な予防対策です。風邪やインフルエンザのウイルスは感染者の手を介して電車のつり革やドアノブなどさまざまなものに付着します。それに触れた別の人が自分の鼻や口に触れることで感染が起こります。また、冬に流行するノロウイルスも感染経路のひとつに接触感染があります。帰宅時や調理の前後、食事前、トイレの後には、正しい方法で手を洗いましょう。

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  • 仕上げにアルコール液を

 手洗いの際は時計や指輪をはずし、流水でよくぬらしてから石けんをつけてこすります。手のひら、甲、指先、指の間、爪の間に加えて、手首も忘れずに。手を傷つけないように注意して、少なくとも20秒はかけて洗いましょう。終わったら水で流し、清潔なタオルやjペーパータオルで拭きます。タオルの共用は控えてください。その後、アルコールを含む除菌ローションを手全体に少量つけておくとさらに効果的です。手がぬれているとアルコールが薄まってしまうので、必ず乾いた状態で使いましょう。また、爪を短く切っておくことも大切です。