照明をもっと快適に

照明をもっと快適に

 

  • 多灯分散で必要な明るさに

 秋の夜長を心地よく過ごせるように、部屋の照明にこだわってみましょう。照明の使い方には、天井の照明器具1台で部屋中を照らす一式一灯式と、複数の照明器具を使う多灯分散式があります。前者では部屋全体が常に一定の明るさになりますが、後者なら器具を点灯・消灯してその時に必要な明るさを確保でき、省エネにも役立ちます。また、器具の組み合わせや明るさを自由に変えて、生活シーンに合った空間を演出できます。

関連画像
  • 照明の色がムードを決める

 多灯分散式を取り入れるためには、スタンド、クリップライトといった小型の照明器具と、明るさを調節できる調光器を使うのが手軽です。テーブルの上などに他の場所より明るい部分を作る、壁や天井に光を当てる、視線より低い位置を照らすなどの点を意識して、部屋や用途に合った照明環境を作りましょう。また、ダイニングには料理をおいしく見せる効果がある暖色系の光、勉強をする部屋には明るく、爽やかな印象の青白い光など、照明の色も意識してみてください。