電気火災にご用心

電気火災にご用心

 

  • ほとんどは不注意から

 電気火災とは、電気機器や配線が原因となった火災の事です。東京消防庁によると、管内で発生する火災の約2割を占め、発生件数は増加傾向。主な原因は、器具の誤った取り扱いや管理の怠りによるもので、電気ストーブ、コンセント、差し込みプラグからの発生が上位を占めています。

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  • 定期的に点検&掃除

 電気ストーブは、つけたまま就寝して布団や衣類が燃える、近くの可燃物に火がつくというケースが目立ち、正しく使用することで多くは防ぐことができます。一方、コンセントや差し込みプラグは、接続部のゆるみやたまったホコリから出火するトラッキング現象が主な原因。プラグに変形や損傷がないかを確認して、ホコリは定期的に乾いた布で拭き取ってください。抜き差しはプラグ本体を持って行い、使用時はしっかりと奥まで差し込むこと。使わないときはコンセントから抜いておきましょう。たこ足配線や、電源タップなどに表示されている容量を超える器具の使用は危険です。また、コードが家具などの下敷きになってつぶされたり、ねじって使用したりすると、ショートが起きて、火災につながることもあるので注意してください。